9月に入り青春18きっぷの有効期限が残り少なくなってきたので、余った最後の一回分は突発で輪行して八ヶ岳周辺を走ることにしました。前日の夜に輪行袋やらを用意し、走る場所を決めたのでかなり慌ただしくなってしまいましたが、景色は綺麗でなかなか面白かったです。
2016/09/02(Fri) AM04:30 新秋津駅
時間を最大限有効に使うのと、自転車がかさばる為新秋津駅から始発で出発。
青春18きっぷ5回目にハンコを押してもらいました。
武蔵野線で西国分寺まで行き、中央線に乗り換え。
さすがに中央線もこの時間帯の下り列車はガラガラで快適でした。
このまま中央線の普通列車を乗り継いで行きます。
大月で甲府行きに乗り換え。
中央本線は松本まで幾度も通ったことがあるので、この辺りの乗り継ぎには慣れたものですが、大きな荷物を背負っての乗り換えは地味にキツかったです。
甲府駅でまた乗り換え、ちょうど長野に入った辺り、小淵沢駅で下車。

甲府〜韮崎辺りで朝ラッシュに巻き込まれてしまったので、この時点ですでに疲れてますが、こっからが本番。
自転車を組み立てて早速走り出します。
今回走るコースはこんな感じ。
このコースをガーミンに入れて走りました。
小淵沢から清里まで八ヶ岳高原ラインを登り、清里ラインで一気に下り甲府駅へと向かいます。
本当は清里辺りからスタートしたかったのですが、小海線の列車との時間がどうも合わず、小淵沢駅で2時間ほど待ち時間ができてしまうので仕方なく小淵沢からの出発です。
小淵沢を出てからはずーーーっと上り坂。早くも心が折れそうです。
その上ガーミン先生の指示に従い、八ヶ岳高原ラインから少し離れた横道を走っていましたが、なんと途中でダートに突入。上り坂なので引き返す訳にも行かず、結局泥道を自転車を担いで駆け抜け、木々の間を無理やり通って八ヶ岳高原ラインに復帰しました。
しかしそこを抜けてしまえばとても快適。
いつの間にか市街を抜け、森林と牧場に囲まれた、非常に気持ちの良い道に。
上り坂も辛かったのは最初だけで、後は清里までアップダウンが続く感じです。
日陰が多いからなのか、それとも高原だからなのか、涼しくて走りやすかったです。後で確認した所、この辺りの気温は20℃くらいでした。
そしてこの景色!!
美しい風景の中自転車で走るのはとっても気持ち良いです。
ちなみにここからは下り坂もちょくちょく出てくるので殆ど惰性で走れました。
少し開けた場所から。
この時点で走り始めて1時間半が経過していますが、少し走っては止まって写真撮影の繰り返しだったので、未だ走行距離は15km…。少し焦り始めてます。

まきば公園で最初の休憩。
いやー、いい景色。初め5kmくらいは来たことを後悔してましたが、この時は心底来てよかった思ってました。
再び走り出してすぐ東沢大橋を渡ります。
そしてその先の駐車場でもまた休憩w

先ほど通った東沢大橋。後ろの山々がキレイ。

この辺が今回のライドで一番標高が高いところで、1500m弱でした。
走ってる時は全然気づきませんでしたが、かなり標高の高いところを走ってたみたいです。
走り始めて2時間くらい、やっと清里に入りました。
写真奥の交差点で、八ヶ岳高原ラインを離れて清里駅へと向かいます。
清里駅まではずっと下り坂。景色は良いし下り坂だし最高です。
清里駅に到着。
列車では何度も来たことがありますが、自転車で来るとまた新鮮な感じで、初めてきた場所ような気がしました。
ここでも休憩し、今後のルートを考えます。
というのも、この後野辺山駅へ向かう予定でしたが、野辺山駅まではまた登り坂…。
結論としては、あまり帰りが遅くなると帰宅ラッシュに巻き込まれてしまうので、野辺山駅には行かずにそのまま韮崎方面へ進むことにしました。
清里駅のすぐそば、萌木の村。
ここはとってもいい場所なのですが、今回は自転車なのでスルー。
清里ラインに入り、韮崎市街まで30kmほどの長ーいダウンヒル。
車通りが多く、景色もあまり綺麗ではないです。
ダウンヒル中に綺麗だったのはここくらい。
しばらくして韮崎市街へ。
現在位置はこの辺り。
甲府が盆地の中で一番低い地点なので、甲府までは基本的に下り坂のはずですが…、コース設定を間違えてしまい、なぜかここから登り坂を登ります。
これがかなりきつかった。
登りの途中で休むところがなく、日陰すらありません。しかもこの時の温度は38℃前後!清里を出た時は25℃前後だったのに。。
30分かけて4km登り終えたところ。暑すぎてやばいのでさっさと下ります。
しかし、登ったおかげでいいものが見れました。

下り途中で突然現れたこの景色。
登り坂を無駄に登ったご褒美といったところでしょうか。
その後甲府で温泉に入り、動きやすい服に着替え15時ごろ甲府駅に無事到着!
走行距離は70km弱。取得標高は900mほどでした。
自転車を再び輪行袋に入れ、行きと同じく中央本線の普通列車で帰宅し、家に着いたのは20時ごろ。
登り坂を登っている時も辛かったですが、何よりも自転車を持って列車に乗っている時間が辛かったです。
あと輪行袋に自転車を入れる際、傷防止のために滑り止めマットを巻いといたのですが、やはり自転車に傷がついてしまいました(泣)
精神的ダメージが大きいので、しばらくスーパーシックスでの輪行は遠慮しとこうと思います。(自走の方が楽かも…)