後編です。前編はこちら
こんな行程で行ってきました。
新宿-信濃大町(23:54-05:11)
JR快速ムーンライト信州81号・白馬行き
信濃大町-信濃松川(05:32-05:45)
JR大糸線・松本行き
北細野-松本(08:04-08:43)
JR大糸線
松本-姨捨(13:29-14:09)
JR篠ノ井線・長野行き
姨捨-長野(15:08-15:41)
JR篠ノ井線
長野-大宮(16:23-17:46)
JR北陸新幹線あさま624号・東京行き
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2016/04/30(Sat) 05:20 信濃大町駅
ただいまムーンライト信州を信濃大町で下車したところ。
とても寒い!!
写真左端の列車が、次に乗る松本行き。
寒すぎるのでさっさと次の列車に乗り込みましょう。
車内は暖房が効いていますが、依然として寒いです。
薄い上着一枚で来たことをヒジョーに後悔しております。
信濃大町を出て20分、信濃松川駅で途中下車。
相変わらず寒いですが、気温が少しずつ上がっているのか信濃大町ほど寒くなかったです。
信濃松川は、1年前リゾートビューふるさと内で「信濃松川は、いわさきちひろが愛した土地です。」という説明を聞いて以来、とても気になっていて訪れてみたかった場所。
列車が発車した後は、だ〜れもいません。
待合室は結構暖かかったので、寒かったらここに逃げ込むことにします。
それでは、ダラダラと「安曇野ちひろ公園」まで歩きます。
車はたまに通るのですが、朝だからなのか全く人がいません。
美しい景色の中一人で歩くというとても幸せな時間でした。
歩き初めて30分ほど、安曇野ちひろ公園に到着。
近くには列車が置いてありました。
調べてみると今年の夏オープンのトットちゃん広場らしいです。
そして園内は一面の芝生!
とても気持ちの良い所です。
ここにも人の姿はなく、先客はスズメのみ。
誰もいないのでめいいっぱいくつろげます。
花畑は何やら模様になってるようですが、少し離れて見てもなんの形なのか分からなかったです。
安曇野ちひろ公園はとても良い所でした。次来た時は、美術館も是非見ていきたいです。(今回は時間外でした)
さて、帰り道はここからだと信濃松川駅に戻っても、ひとつ先の北細野駅に行っても、大して距離が変わらないので北細野駅に向かいます。
乳川沿いにはサイクリングロードっぽい非常に気持ちのいい道があります。
ここはぜひ自転車で走ってみたい! →一年後に走ってきました。
途中で川沿いの道を離れ、農道へ。
それにしてもホントいい景色。
また30分ほどで北細野駅に到着。
信濃松川で列車を降りてからここまでの約2時間、非常に贅沢で幸せな時間でした。
運悪く、ちょうど松本行きの列車が駅を出発した所だったので、待合室で待機。
といっても大糸線は意外と本数が多く、次の列車まで30分くらいでした。
この後、8時4分発の松本行きに乗車し、松本へ。
松本には、GWだからなのか人がたくさんおり、先程の一人だけだった信濃松川から一気に現実に引き戻された感じ。
とりあえず最初は松本城へ向かいます。
1年に何度かは来ている松本城。何となく、松本に来た際には必ず寄ってます。
前回12月に来た時に続いて、今回も松本城は快晴!
でも人がたくさんいて少しうんざり。
ベンチで少し休憩してから駅へ戻ります。
この「千歳橋」は、「せんさいばし」と読むらしいです。ずっと「ちとせばし」だと思っていました。
次は駅を通り、松本城とは反対のアルプス口へ。
このアルプス口の落ち着いた雰囲気、大好きです。
1km弱歩いて、銭湯の瑞祥に到着。
ここも松本に来た際は必ず寄っているお気に入りの場所。松本城と同じく、一年に何度か来てます。
1時間程銭湯でくつろいだ後は、休憩所で少し早めのお昼ごはん。
ボリューム満点で美味しかったです!
この後、休憩所でくつろぎ過ぎてしまい、次の篠ノ井線の時間までギリギリだったので、急いで松本駅に戻ってきました。
次に乗るのは篠ノ井線、長野行き。
ホームに着いたのは発車3分前!ギリギリでした。
途中、姨捨駅で下車。
今まで何度か降りる機会がありましたが、どれも数分程度だったので、今回はゆっくり散策するために1時間滞在。
まずはスイッチバックを見学。
駅のさらに上に、長野自動車道が通っているのですが、崖っぷちに無理やり建てました!みたいな感じで、すごい所を走ってます。写真に収めてないのが残念ですが。
列車が発車した後残ったのは数名だけ。
やっぱり人混みよりこっちの方が落ち着きます。
ここからしなの鉄道や新幹線の線路が見えるか探してみましたが、見つからなかったです…。
時間はたっぷりあるので、前々から気になっていた姨捨公園を見に行くことにします。
この坂を自転車で登るのは大変ですね。
右に行けば麓まで降りれそうですが、一度降りてしまうとまた登ってくるのが大変そうなので、今回はスルー。左の道へ進みます。
13:32 姨捨公園からの眺め
姨捨公園からの眺めは最高でした!
写真だと駅とあまり変わりませんが、実際には駅よりもすごーく開放感があります。
裏手には鉄道写真を撮るのにちょうどいい場所も。
せっかくなので列車を撮ろうと待機していたら、しなの号がやってきました。
100mmぐらいで撮影。多少重たいけど18-200mmの便利ズーム持ってきて良かったです。
こっからおにぎりとか落としたら二度と拾えないと思います。
帰りに通ったこの踏切、遮断機がない上、列車の接近も知らせてくれないみたいなので、渡る際は注意が必要です。
しかも右側は木が邪魔で列車が見えないという…。
そんなこんなであっという間に1時間が過ぎ、列車の時間になってしまいました。
先に入ってきたのは松本行きの列車。姨捨駅ではだいたい列車交換を行うので、上下線同じくらいの時間に来ます。
後から入ってきた長野行きに乗車。
姨捨を発車してから数分後、駅でもないのに止まったと思ったら、急に列車が逆方向に走り出しました。
何事かと思いましたが、すぐに放送が入り、特急の待ち合いだとの事。
篠ノ井線には何度も乗っているのに、信号場があるなんて全然知らなかったのでちょっとビックリ。
ちなみにすれ違ったのは先程写真を撮ったしなの号でした。姨捨駅をウロウロしてる間に、向こうは長野まで往復してきたようです。
というわけで長野に到着。
次の列車まで時間があるので、有名な善光寺まで行こうかとも思いましたが、善光寺まで2kmの看板を見て面倒になったのでやめました。
で、結局ずっと駅前でウロウロしたり、お土産買ったりしてました。
少ししてから改札を通り、ホームへ。
帰りは新幹線で一気に帰ります。乗車するのはあさま624号、東京行き。
長野から帰るときは、いつもあずさ、もしくはビューやまなしを利用するので、長野新幹線(北陸新幹線)を利用するのは4,5年ぶりとかなり久しぶり。その間に、E2系からE7系に世代交代していたらしく、少し前まで主力だったE2系は現在、臨時列車でしか走らないそうです。
今の時期、増発しているのでE2系で運転される列車がいくつかありますが、E2系が見れるのはそう長くないのかも。
16時ごろ、あさま624号が入線してきました。
E7系は乗るのはもちろんの事、近くで見るのも初めてです。
青いラインがカッコイイ。
まずは車内清掃があるので、ドアの前で待機。
清掃が終わったのは出発ギリギリの16時20分ごろでした。
早速乗車します!
今回乗るのは…、
リッチにグリーン車!!
指定席との値段が1000円弱しか変わらなかったので、どうせならということでグリーン車を選びました。
それでもえきねっとトクだ値を利用したのでお値段は5500円ほど。
リクライニングはこのパネルで行います。これもカッコイイ。
長野を発車した直後のグリーン車は、GWなのにガラガラでした。
あさま号は終点まで各駅に停車していきます。
10分おきくらいに駅に止まるので、スピード感がなく、ちょっと残念な感じ。
ふと気づくと、長野県最後の軽井沢駅。この駅で長野とはお別れ。
軽井沢を出た後ウトウトしていていると、列車はもう埼玉県に入っていました。長野からここまで僅か1時間。各駅停車とはいえ、さすがに新幹線は早いです。
そして長野から1時間20分、大宮に到着。
長野からここまであっという間で、まさにワープしたような感覚でした。
今ここが大宮に似せた長野県のどこかではないのか、という気すらします。
そうであることを少し期待しつつ、家に帰りました。
おしまい。
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