BVE5信号機のストラクチャはこれまで手持ちに良い素材がなかったため、フリーストラクチャを使用していました。
しかし、この度駅で信号機を真正面から捉えた写真が撮れたので、それを元に3~5灯式信号機のストラクチャを自作することにします。
まずは、テクスチャを制作。
実際の信号機を写した写真を加工して、テクスチャを作ることにします。
この場合は、信号機を真正面から捉え、かつ解像度の高い写真が必要です。
加工するのは、練馬駅で撮影した3灯式LED信号機。
雨が写っているため、加工するのに適した写真ではありませんが、仕方ないのでこの写真を加工していきます。
まずは信号機を切り抜いて、周りを黒く塗りつぶし。
点灯していないLEDをコピペして、LEDが点灯していない信号機を作成。
やはり拡大してみるとノイズが目立ちますね。
これの一部分コピペして調節すれば、4灯・5灯式信号機の完成です。
このように、加工することで一つの写真から複数の信号機テクスチャを作成することが可能です。(実物とは若干異なりますが)
サイズが違うのは、解像度をBVEで読み込める2の乗数に合わせたため。
続いて、青・黄・赤色の各LEDを作成。
先の写真は点灯しているLEDの明るさにムラがあるため、ここでは別の写真を利用します。
これも同日撮った、道路信号機の写真。
道路信号機であれば身近にあって撮りやすいと思うので、点灯している部分は道路信号機から取ってくるのがオススメ。
同様に加工し、点灯しているLEDを作成。
LEDすべての色の写真を撮るのは面倒なので、黄色と青色は赤色LEDの色彩を変えて無理矢理作りました。
色がだいぶ違うような気がしますが、まあ気にしない。
ここまで出来れば後はパーツの組み合わせるだけ。
点灯しているLEDにぼかしを入れ、如何にも光ってますよ感を出しています。
BVE上でこれがあるのとないのでは、視認性に大きな差が出ます。
テクスチャが出来たので、Metasequoiaを使用してモデルを作っていきます。
モデルはシンプルに、カプセル型の平面に立体的なフードを付けたものに。
大きさはコンバータ付属の信号機ストラクチャを参考に、
3灯式が60×110、4灯式が60×130、5灯式が60×160に設定。
また、信号機を支える柱とアームも一緒に制作しました。
そして完成したのがこちら。
アームはどうせ裏側で、一瞬しか見えないから適当でいいや。ということでかなり手を抜いてます。
フードも色が明るすぎるような…
正直完成度は微妙で、今後改良を加える必要がありそうです。
まだ中継信号機と信号機を支える台座も作る必要があるので、暇を見つけてちょくちょく作っていくつもりです。
この路線データはこちら↓からダウンロード出来ます。